一橋大学教授後藤昭先生 講演会報告
法曹親和会法曹養成制度検討部会では、平成19年度しめくくりの勉強会として、平成20年2月14日に一橋大学教授の後藤昭先生をお招きして、「刑事弁護人像は変わるか-新しい国選弁護制度と裁判員裁判の含意-」というテーマでご講演いただきました。

本講演は30名を超える参加者を得て、約2時間、パワーポイントによる資料(PDF参照)を使用して行われました。
後藤先生は、弁護士として活動されたご経験もあり、我が国の刑事弁護人像について、アメリカにおけるものと比較しながら、詳しくお話しいただきました。


国選弁護費用の問題については、報酬と費用に分けた上で、さらに報酬に関しては基礎報酬の問題とかかった労力の評価の問題を、それぞれ別にとりあげて論じておられました。そして、報酬額が適正かどうかを考える際には、時給単価を算出して比較検討するという方法を提案なさり、非常に興味深く伺いました。
裁判員制度に関しては、世論調査で裁判員になることについて消極的な意見が多いことをふまえ、実際に経験すれば後悔しないのではないか、むしろ、後悔させないような裁判員裁判をやらなければいけないと力強く仰っていたのが印象的でした。
当日の反訳原稿です(PDFファイル・平成20年5月15日追加掲載)
(報告者 田井野美穂)
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